追跡装置とは、位置情報を発信することでその装置の位置を知らせ、何らかの対象者を追跡するために使われます。以前は電波を発信するだけのものでしたが、現在ではgpsを用いて位置情報まで通知するものもあります。gpsはカーナビゲーションでも使われているものですので、地球上であれば高い精度で位置を知ることができるものですが、追跡装置にgpsを加えることで時間ごとの位置情報を記録することができます。このため単に電波を発信するだけの追跡装置と比べて正確に追跡を行うことができます。またリアルタイムで知ることも可能ですし、特定の期間の行動を記録を見て後から知るといったことにも利用することができるメリットがあります。

gpsを搭載した追跡装置の価格は数千円から数万円とさまざまですが、価格差としてはバッテリーの性能と大きさが影響しています。小型でありバッテリーが長期間のものほど高価になります。位置情報を記録するだけのものであればネットなどで販売されていますが、そのほとんどはレンタルでの貸し出しとなります。レンタルである理由としては、実用的なgps追跡装置の価格が高価であるためと、リアルタイムで監視するためには携帯電話会社のデータ通信を利用するためです。それらの費用を含めてレンタル料金とすることで数万円程度で利用できるようにしているのが一般的なためです。特に高性能なgps追跡装置は本体価格も高額ですのでレンタルの方がコストやメンテナンス面でメリットがあります。

【不採用理由】
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