対象者を追跡するさいに使われるのが追跡装置です。追跡装置としては電波を発信することで、その強弱で位置を知るというもののほか、gps機能を付与して位置情報を記録し発信するものがあります。現在では利便性からgps機能が付与されたものがほとんどで、また小型化が進んでおり以前と比べて追跡が容易に行えるようになっています。一方で高性能化する追跡装置は価格も高くなりますし、リアルタイムでgpsによる位置情報を知るためには携帯電話会社のデータ通信を利用する必要もあるなど、利用するためには一定の知識が必要になってきます。このためgpsを用いたものは、販売よりもレンタルで貸し出しているものがほとんどになります。

追跡を行いたい場合に注意しなければならないのが、その用途です。自動車などに取り付けるものであれば比較的大型のものものでも問題ありませんが、持ち物などに紛れ込ませる場合には小型で薄いものが適しています。基本的にgps追跡装置をレンタルで貸し出しているところでは利用者が設置する必要があるため事前に、どのようなものであれば発見されないかを理解しておく必要があります。その上でgps追跡装置の大きさやバッテリーの種類などを選ぶことが重要です。特にリアルタイムで位置情報を知らせるタイプではバッテリーの消耗量も多いので利用できる時間も短くなります。反対に位置情報を記録し回収後に閲覧するものであれば小型でも長期間にわたって追跡を行うことができます。

【不採用理由】
過去の記事と類似