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プチ整形とは、美容整形のうちメスによる切開を伴わなかったり、短時間で施術することができる整形術のことです。プチ整形の中でも注射することで整形を行うさいに広く使われている物質がヒアルロン酸とボトックスです。ヒアルロン酸はもともと体内に存在する物質で、体内に注入してもアレルギー反応が出にくいといったメリットがあり美容整形の分野では部位を膨らませたり、微妙な調整などの場合に充填剤として広く使われています。一方でボトックス注射は、神経毒であるボツリヌス菌毒素を身体に大きな影響がない範囲に弱めたもので局所的に筋肉を収縮させたり、働きを弱めたりすることができるものです。ボトックスは皮膚に注射することで筋肉の働きを弱めることで、シワを伸ばしたりすることができますし、顎のあたりにの咬筋に注射することで収縮させて、顎を引き締め小顔にするといったことが可能です。また美容を目的以外でも使われ発汗を抑えるため多汗症の治療にも使われています。ヒアルロン酸もボトックス注射もいずれ体内に吸収または分解されてしまう物質であるため、効果としては半年から1年程度になります。

プチ整形といっても体内に異物を入れることに変わりないため注意が必要ですが、多くの場合には身体に吸収されたり分解されたりするので、効果は限定的ですが後遺症も出にくいといったメリットがあります。一方でプチ整形とはいえ、失敗するリスクもあります。失敗する可能性の多くは医師の技量不足や説明不足がほとんどです。特に神経毒を意図的に注入するため注入する箇所、つまり働きを弱めたい筋肉にピンポイントに注入する必要があります。これらに失敗すると意図しない筋肉の働きまで弱めることになる可能性があります。また反対に注射量や箇所が適切でなかったりした場合には思ったような効果を得られないといったケースもあります。一方でボトックスはボツリヌス菌毒素を使った薬剤の通称となっていますが、実際にはさまざまな製薬メーカーから販売されています。単にボトックスといえばアラガンジャパンが扱っているボトックスビスタを指します。このほかにはドイツのメルツ社が生産するゼオミンや韓国の製薬メーカーが製造するニューロノックス、リジェノックスなどがあり、微妙にその効果が異なるため、どのメーカーのボトックスを使っているかも、注意すべきポイントになります。

【非承認理由】
固有名詞を使用している

【自己分析（でもないが）】
非承認理由の通り。固有名詞（商品名、会社名）がある。

【記事案件の内容に関する感想】
ボトックス注射といってもメーカーによって差があるようです。
ただボトックス注射は自由診療なので、どこのメーカーが良いのかは医師やクリニックの判断次第といったところ。
効果が限定的とはいえ神経を麻痺させる毒を注入するので相応のリスクがあるのが難点。
まあ、ワキガの治療などには適していると思うけど、表情筋に注射するのは失敗したさいのダメージが大きいと思います。まあ、顔の整形は全部そうですけど。