兵庫県神戸市北区は神戸市にある９つの行政区のひとつで神戸市からみた位置としては北東部にあたります。地理的には六甲山の北側および西側にあり、港町としての特徴がある神戸の中では内陸部に位置しており、六甲山の山向に広がる地域になります。

神戸市北区の人口は現在約２１万７千人であり、その住環境としての特徴としてはニュータウンが広がる地域と、昔ながらの農村や山林などの自然が残る地域に分かれます。
歴史的に見れば有馬温泉のある場所を除けば開発が進む以前は特に特徴のない長閑な農村地帯でしたが、１９６０年代頃から神戸電鉄沿いにニュータウン建設が進み、人口が増加し北区そのものも１９７３年に兵庫区から分区されました。
歴史的に見れば新しい区で、分区された時の人口は約１１万人でしたが、分区後も人口が増え、神戸市および大阪市のベッドタウンとしての特徴をもっています。このようなことから神戸市の中では西区に次いで人口が多い地域となっています。

神戸市北区は１９７０年代のニュータウン建設は、神戸電鉄沿いに集中していますが、それ以外の地域は農村か山林が広がっています。このためニュータウンを外れると長閑な農村や山林が広がっており、自然という面で見ると住環境が良い地域といえます。
一方で神戸市北区といえば、歴史的にも有名な温泉地として知られる有馬温泉があります。またロードサイト店も多く必要最低限の買い物が行えるので住環境も整っています。